令和6年度 鹿児島県言語聴覚士会学術集会報告
2024年5月19日(日)に、カクイックス交流センターにて「第13回学術集会」が開催されました。
新型コロナウイルス感染症の5類引き下げ後、約4年ぶりの対面による学術集会で、どのくらいの方が参加していただけるか心配をしておりましたが、学術集会では100名近くと多くの方に参加していただきました。「元気だった~?」「久しぶりだね~」など、受付や待ち時間で、再会を喜び合う姿があちこちで見られ、オンラインでは味わえない対面の良さを改めて感じることができました。
学術集会では『小児の構音障害の評価と訓練』をテーマに、昭和大学歯科病院 言語聴覚士の武井良子先生をお招きし話ししていただきました。
小児の構音障害の基礎から評価、また評価時の注意点やポイント、そして構音練習の実際等、1つ1つ丁寧に時間をかけて分かりやすくお話していただき、あっという間の3時間でした。
小児臨床や療育に携わる言語聴覚士だけでなく、成人分野や小児臨床の経験のない方など、幅広い施設からの参加があり、先生からのメッセージを受けたことで、言語聴覚士としての存在意義や更に専門性磨きをかける意識がより高まったのではないかと思います。
来年度は成人分野での学術集会を企画しておりますので、ぜひ来年も現地で多くの学び、そして出会い、再会の場としていただけるよう多数のご参加をお待ちしています!
小児学術局担当 児童発達支援事業所bamboo 松永