令和7年1月31日(金) ポイント取得対象症例研究発表会(鹿児島地区)

令和7年1月31日(金)に鹿児島地区ポイント取得対象症例研究発表会を開催いたしました。

今回も現地開催のみで行いましたが12名で開催することができました。発表者は1名でした。今回の発表者は、東 慎也さん(いづろ今村病院)でした。発表された内容は「脳梗塞によりワレンベルグ症候群を呈した1症例~急性期からのST介入と経過~」でした。急性期に高頻度に嚥下障害を呈するワレンベルグ症候群の患者1例を急性期から回復期、退院までの経過についてお話いただきました。重度の食道入口部の開大不全があったが様々な要因でバルーン法が行えず、神経筋電気刺激による舌骨上筋群の筋力訓練、舌圧・舌筋力の訓練を行いながら経口摂取再獲得に至るまでの経過を嚥下造影検査の動画を交えながら丁寧に説明していただきました。具体的な訓練の様子や訓練方法についてなど活発な討議ができました。演者の方、参加者の皆様、お忙しい中ご参加頂きありがとうございました。今後も現地開催やハイブリッド開催など、顔のみえる勉強会や症例研究発表会を開催していこうと考えておりますので、ご都合のつく方はぜひ参加いただければと思います。

湯田大介(地域局:鹿児島地区)