小児研修会報告
令和7年11月30日(日)、鹿児島医療技術専門学校平川校にて、「医療的ケア児におけるSTの対応」をテーマに小児研修会を開催しました。
医療的ケア児等を取り巻く環境は、制度や施設など少しずつ整備されてきておりますが、対応できる人材(ST)は、まだまだ少なく限られている状況です。1人でも多くのSTが医療的ケア児への支援などに参画できる場を広げることを目的に開催いたしました。
講師は菊野病院から池上敏幸先生とさつま訪問看護ステーション谷山から太田和彦先生の2名をお招きし、内容も、摂食嚥下の基礎から、STでは中々学ぶ機会の少ない筋緊張についての考え方、更に、最新の知見や論文紹介、実技、訪問支援の実際、機器の紹介(手作り)など、幅広くお話しをしていただきました。
参加された28名の方々も「実技があり良かった」、「基礎から根拠のある知識まで多くを学ぶことができました」、「訪問支援にも興味をもちました」などの感想もいただき、演習の際には、和気あいあいとする様子が印象的で対面の良さを改めて感じる時間となりました。
ご参加いただいた先生方ありがとうございました。今後も、同様の研修会や交流会を計画していきますので、多くのご参加お待ちしています!
小児学術担当 ことばの相談室みかんの樹 松永宏行




