鹿児島地区ポイント取得対象症例検討会
2019年10月18日金曜日に鹿児島医療センターで、日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会を開催しました。
鹿児島地区22名。大隅地区1名。南薩地区1名。学生1名の合計25名の参加者がありました。
今回、一演題目は、米盛病院、竹崎里保氏による「頸髄損傷により嚥下障害をきたした症例」。二演題目は、ひまわり病院、下村晃生氏による「Down症1名の摂食嚥下機能の発達過程」の二演題の発表・ディスカッションを行いました。
一演題目では、末梢神経損傷に起因した嚥下障害の方に対して治療選択や呼吸・血圧に対しての注意等様々な視点から考える事が出来た、症例検討となりました。
二演題目では、Down症児の摂食嚥下の発達を粗大運動に注目して発達を促す事の大切さ、食事・過敏に対する不安の除去、他施設との連携の大切等を考える症例検討となりました。
発表時間外でも参加者同士でディスカッション、交流をする機会もあり様々な会員の方の意見を伺うこともできとても有意義な勉強会となりました。
地区の勉強会では、他施設のSTがどの様なリハを行っているのか、どの様な情報を持っているのか、意見・情報交換の出来る場でもあります。また、発表者がどの様な事を考えているのか、質問者がどの様な視点なのか。どの様に発表するのか、どの様な質問をするのかなど、聴講するのみでも勉強になる事が多い場です。お忙しい中、演者の方、参加者の皆様、ご準備や勉強会に参加頂きありがとうございました。次回勉強会開催が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事 當房 裕幸(ひまわり病院)