令和6年11月24日(日) ポイント取得対象症例研究発表会(北薩地区)
令和6年11月24日(日)にポイント取得対象症例研究発表会を北薩地区にて開催いたしました。
今回は久しぶりの現地開催でしたが、他地区からのご参加もいただき、12名で開催することができました。
発表者は3名で、質疑応答の後にグループディスカッションも行いました。少人数だったこともあり、参加者ほぼ全員と交流することができたのではないかと思います。
第一部が中元ひかるさん(クオラリハビリテーション病院)。
タイトルは「錯語・喚語困難により他者とのコミュニケーションに困難を生じた一例~音韻面に着目して~」でした。
退院後を見据えたリハビリプログラム、また必要なコミュニケーション支援等についてディスカッションが行われました。
第二部が久保千尋(川内市医師会⽴市⺠病院)。
タイトルは「読み書きに困難さを訴える⼩学校⾼学年に対しての治療プランの検討と経過」でした。
読み書きの困難さの原因は何からくるのか、何が得意でどういった方法なら学習しやすいのか、合理的配慮の検討等、本症例を通してよい情報交換ができました。
第三部が益綾来(川内市医師会⽴市⺠病院)。
タイトルは「右末梢性顔面神経麻痺を呈し病的共同運動認めたが、ADLへの支障は軽減した症例」でした。
迷入再生による病的共同運動のリスク、中枢性顔面神経麻痺とは違う介入ポイント等、良い学びの機会になりました。
対面での研修会は久しぶりでしたので、初めましての方も多くおられましたが、会が終わったころには顔と名前が一致する程度には交流を深められたのではないかと思います。
演者の方、参加者の皆様、お忙しい中ご参加頂きありがとうございました。
また、顔の見える関係性づくりのため新たに研修等を企画していきます。今回の会を通じてできた縁をもっと広げていけたらと考えておりますので、ご都合のつく方はぜひご参加いただければと思います。
倉山誠也(地域局:北薩地区)