鹿児島地区勉強会

2017年2月17日土曜日に鹿児島医療センターで、日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会、失語症意思疎通支援者養成事業についての勉強会を開催しました。

鹿児島地区19施設27名。姶良・霧島地区2施設2名。合計21施設29名の参加者がありました。
今回、発表者は、種子島医療センターの壽山博哉氏「吃音を疑われた3歳児に対する言語聴覚療法介入」。種子島医療センターの馬場優香氏「食事形態の向上を目指した関わり~退院支援に向けて~」の二演題について発表・質疑応答を行いました。
壽山氏の発表では、小児リハについて考える機会が持て評価やアプローチ方法について参加者と検討する事ができました。馬場氏の発表では、離島ならではの連携の困難さや食事形態調整の苦悩を知ることができました。その他にも参加者からの助言等もあり多くの参加者が勉強となる話しができました。

失語症意思疎通支援者養成事業については、原口会長から伝達講習として、今後の県と言語聴覚士会、失語症者と支援者の関わりについて学ぶことができました。

地区の勉強会では、他施設のSTがどの様なリハを行っているのか、どの様な情報を持っているのか、意見・情報交換の出来る場でもあります。また、発表者がどの様な事を考えているのか、質問者がどの様な視点なのか。どの様に発表するのか、どの様な質問をするのかなど、聴講するのみでも勉強になる事が多い場です。是非新人STの皆さんも参加をされてみてください。お忙しい中、演者の方、参加者の皆様、ご準備や勉強会に参加頂きありがとうございました。次回勉強会開催が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事
  當房 裕幸(厚地脳神経外科病院)