市民健康まつりへの参加

先日,鹿児島アリーナで「市民健康まつり」が開催されました。当日の朝は激しい雨でしたが,多数の方々が来場され熱気ムンムンでした。

当士会ではことばの相談を行いました。
内容としては,飲み込みの問題やお孫さんのことばの遅れに対する相談,高次脳機能障害を抱えた方のご家族からの相談など,中には深刻に悩んでおられる方もいらっしゃいました。

また,私たちのブース近くのステージでは「食べること,飲み込むこと」についての講話がありました。私たちに関連するテーマでしたので耳を傾けていました。
その中で,ある協会の方が『食べることが難しくなった方はパ・タ・カなどの音を使って言葉の練習をするリハビリがあります』と話され,「STの紹介をしてくれるんだぁ~」と思ってワクワク!ドキドキ。
続いて,その方から出た言葉は『ことばのリハビリは作業療法士さんが専門的に行っています。お近くの病院でお願いしてみてください!』「・・・・・・・・」。それから講話が終了するまでSTということばは聞かれませんでした。

言語聴覚士が行う支援は,臨床中心,つまりは患者様への支援に終始しているのではないかと思います。
今回このような相談業務へ参加することにより,リハビリテーションとは?STとは?といったことを再考する良い機会となりました。みなさんはどう思われますか?   【広報局】