鹿児島地区ポイント取得対称研修会開催

2015年12月26日に厚地脳神経外科病院で日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会を開催しました。
鹿児島地区9施設15名。姶良・霧島地区1施設1名(学生1名)。合計10施設16名の参加者があり、会員のみでなく、学生さんの参加もありました。
今回、発表者は、米盛病院の石原禎人さんであり、『頸部郭清術後反回神経麻痺により音声障害を呈した症例』を演題に発表・質疑応答を行いました。
OPE後の反回神経麻痺を呈された方への4ヶ月の言語リハを通して著明な改善を認めた報告でした。しっかりと評価を行い、学生時代に習う治療方法での実施ということもあり、基本に戻り再確認・再勉強が必要と改めて実感させられた勉強会でした。質疑応答では、治療場面のみでなく、日常生活での声の衛生指導の内容の検討や、経口挿管を行った方への音声障害についてなど様々な質疑応答が繰り広げられ有意義な時間が得られた勉強会となりました。また、今回は発表演題が1演題のみであり、終了後に会場を開け、会員同士の意見交換を行った際には皆さん積極的に意見交換を行われている様子がみられました。
今回は年末のお忙しい中、演者の方、参加者の皆様、勉強会に参加頂きありがとうございました。次回は2月20日土曜日にポイント取得対象の勉強会を開催予定です。発表演題をあと1名募集しております。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事
  當房 裕幸(厚地脳神経外科病院)