鹿児島地区定例会開催
7月16日に厚地脳神経外科病院にて鹿児島地区の定期勉強会を開催しました。
今回は「認知症サポーター養成講座」として、講師に城西ナーシングホームの染川眞喜代先生、アドバイザーに志學館大学の飯干紀代子先生をお迎えしました。この講座を受講すると認知症サポーターキャラバンへの登録ができます。今回は、鹿児島市在住のSTが対象で、鹿児島地区18名、南薩地区2名の合計20名が参加しました。
はじめに、認知症についてDVD・テキストを使用して勉強を行い、その後5人1組4グループでグループワークを行い、ロールプレイ形式で発表しました。各グループが、あらかじめ決められた設定を更に深く掘り下げて、認知症の方の気持ちや周囲の方の気持ち、STとして、サポーターとしてどうすればいいのかなど、意見を出し合いました。いろいろな人の立場で考えることのできる内容で、参加者のみなさんが楽しげに、そして積極的に意見を述べられている様子が伺えました。どのグループも盛り上がって、実際のロールプレイも迫真の演技で4グループそれぞれ特徴のある発表になりました。
最後に、アドバイザーの飯干先生、講師の染川先生より、認知症の方への対応等経験を交えてお話・アドバイスを頂き、とても貴重で充実した勉強会となりました。
終了時には、認知症サポーターの証となるオレンジリングの配布もあり、今後多くのSTがより認知症の方、周囲の方のお手伝いができれば素晴らしいなと感じました。
当日は参加された方々はお疲れ様でした。また、今回参加出来なかった方々も次回の勉強会の参加をお待ちしております。