鹿児島地区勉強会

2018年7月28日土曜日に鹿児島医療センターで、日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会を開催しました。

鹿児島地区8施設16名の参加者がありました。
今回、発表者は、厚地リハビリテーション病院の河野歩美さんより「ワレンベルグ症候群を呈した高齢者患者にバルーン訓練が有効であった症例」について発表・質疑応答を行いました。回復期において高齢者であってもバルーン訓練を開始することにより摂食・嚥下機能の改善を認め、経鼻経管栄養から経口摂取が可能となった患者様の症例検討を行いました。その中で、VFが実施できない環境下においてどのようにバルーンの調整をした方がいいかといった検討もされ、それぞれの病院・環境に合わせてリハビリをどのように実施していくかを考えることのできる内容となりました。また、発表に対する質問や助言等も多くみられ活発な意見交換ができていました。
地区の勉強会では、他施設のSTがどの様なリハを行っているのか、どの様な情報を持っているのか、意見・情報交換の出来る場でもあります。また、発表者がどの様な事を考えているのか、質問者がどの様な視点なのか。どの様に発表するのか、どの様な質問をするのかなど、聴講するのみでも勉強になる事が多い場です。是非新人STの皆さんも参加をされてみてください。お忙しい中、演者の方、参加者の皆様、ご準備や勉強会に参加頂きありがとうございました。次回勉強会開催が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事
  當房 裕幸(ひまわり病院)