生涯学習プログラムポイント取得対称研修会開催

2016年10月22日土曜日に鹿児島医療センターで、日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会を開催しました。
鹿児島地区10施設11名。南薩地区1施設2名。姶良・霧島地区2施設4名。自宅会員1名。非会員1名。合計13施設19名の参加者があり、鹿児島地区のみでなく、他地区からも参加がありました。
今回、発表者は、種子島医療センターの八木通博氏「注意障害患者に対して約2ヶ月実施したModified Attention Process Trainingの効果」。鹿児島医療センターの湯田大介氏「血栓溶解療法および血栓回収療法により左ICAの再開通が得られた重度ブローカ失語の一症例~超急性期治療後の回復過程と言語訓練に着目して~」の二演題について発表・質疑応答を行いました。
八木氏の発表では、 注意機能障害者に対するリハビリ・支援の方法を考える事ができ、鹿児島地区の現状や種子島の現状を知る事のできる発表でした。湯田氏の発表では、急性期重度ブローカ失語の方に対する、工夫や訓練内容・導入時期について検討する事のできる発表でした。どちらの発表も質疑応答でのディスカッションができ、会終了後も会場にて多くの会員同士でのやり取りがみられていました。
地区の勉強会では、他施設のSTがどの様なリハを行っているのか、どの様な情報を持っているのか、意見・情報交換の出来る場でもあります。また、発表者がどの様な事を考えているのか、質問者がどの様な視点なのか。どの様に発表するのか、どの様な質問をするのかなど、聴講するのみでも勉強になる事が多い場です。是非新人STの皆さんも参加をされてみてください。お忙しい中、演者の方、参加者の皆様、ご準備や勉強会に参加頂きありがとうございました。次回勉強会開催が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事
  當房 裕幸(厚地脳神経外科病院)