北薩地区定例勉強会
北薩地区定例勉強会が開催されました。
今回は、川内市医師会立市民病院の高森明久氏(理学療法士・3学会合同呼吸療法認定士)より「STが誤嚥性肺炎をみるときの呼吸器の評価」について講義を行っていただきました。9施設から24名の地区会員が参加しました。
呼吸機能の解剖生理、呼吸音や画像所見など実際に誤嚥性肺炎の臨床を行う上で必要な視点をわかりやすくご講義いただきました。
誤嚥性肺炎は、摂食嚥下障害の治療をする上で、とても身近な疾患ではありますが、今まで基礎的な知識や評価が不十分でした。今回の講義では、改めて誤嚥性肺炎を含めた呼吸器疾患について、呼吸の仕組みから学習するとても良い機会となりました。
また、肺野を覚えるための体操やポジショニングのデモンストレーションなどもあり、臨床に活かしやすい内容でもありました。
ご講義いただいた高森PTはじめ、ご参加いただいた地区会員のみなさま、ありがとうございました。
今後も会員の声を活かした地区活動を行っていきたいと思います。
川内市医師会立市民病院
芝真裕子 久保田空