鹿児島地区ポイント取得対称研修会開催
2016年2月20日土曜日に厚地脳神経外科病院で鹿児島地区では、今年度二回目となる、日本言語聴覚士協会生涯学習プログラムポイント取得対称研修会を開催しました。
鹿児島地区9施設13名。姶良・霧島地区1施設1名。合計10施設14名の参加者があり、鹿児島地区のみでなく、他地区からも参加がありました。
今回、発表者は、アクラス中央病院の田原朋枝さんであり、『3食経口摂取になり、粗暴行為が減った1症例について』を演題に発表・質疑応答を行いました。
発表を聴講した後に、認知機能低下のある方に対して、食事形態・義歯・環境などの調整をどの様に行う事が必要であるかなど、過去の経験談を含めた内容を発表者・聴講者で話をすることができました。また、終了後に会員同士の意見交換や質疑応答の時間では足りなかった内容をディスカッションする様子などもみられていました。
今年度を通して、始めは会員間でも遠慮や緊張した様子が伺えていましたが、徐々に会員間の距離も近くなり意見交換や患者さんに関しての連携がとりやすくなっているのでないかと感じました。
地区の勉強会では、知識・技術の習得に限らず、地域連携に必要な、他施設STとの情報交換、顔の見える連携が行い易くなる環境作りにもつながっていると今年度を通して実感しました。
来年度は、会場や発表者を様々な施設へ依頼を考えております。来年度も地域での勉強会へのご参加を宜しくお願い致します。
お忙しい中、演者の方、参加者の皆様、ご準備や勉強会に参加頂きありがとうございました。
次回勉強会開催が決まりましたら、ご連絡をさせていただきます。また、今回参加できなかった会員の皆様、次回のご参加を心よりお待ちしています。
地域局:鹿児島地区担当理事
當房 裕幸(厚地脳神経外科病院)