第1回ポイント取得対象症例検討会(北薩地区)

2014年度1回目のポイント取得対象症例検討会(北薩地区)が開催されました。
今回、2人のSTから発表を行っていただき、9施設から20名の地区会員が参加しました。
演題は川内市医師会立市民病院の小濵STから「発語失行を合併したブローカ失語に対して口形提示・音読を促通手段としてもちいた一例 」、出水郡広域医療センターの川元STから「右心原性脳塞栓症により注意障害、左半側空間無視を呈した一例」でした。
質疑では、画像と症状の相違、対象者の全体像や問題点をとらえる際の視点、また高次脳機能障害の治療へのSTとしての関わりや他職種との協働など、さまざまな意見が飛び交う活発な議論が展開されました。また、先輩STからの優しく、丁寧な助言・指導もあり、とても発表の仕方も学べる充実した症例検討会になりました。
 発表していただいた小濵ST、川元STはじめ、会を盛り上げてくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました。
 今後も地区会員みんなの力で、この北薩地区を盛り上げていきたいと思います。 

川内市医師会立市民病院 
芝真裕子 久保田空